封内風土記(写)
郷土歴史倶楽部は、陸奥国の葛西氏及び大崎氏が奥州に下向することにより、
宮城・岩手の中世郡がどの様に変化していったかを仙台藩の作成した地理書「封内風土記」を調べることで、江戸中期から中世頃の葛西・大崎旧領の地理的背景が理解できる。
さらに、江戸中期に作成された仙台藩の地理書(田辺希元・希績)により、仙台藩内の江戸中期以前の地理的背景が理解ができ、中世時代の仙台藩内遺跡の説明、歴史を垣間見ることができる。
仙台藩は、現在の宮城県中心に岩手県南・沿岸地域と一部福島県北を含む領域で、江戸中期に藩主命で田辺希元・希績が地理書を作成されたものです。現在から300年余以前の宮城・岩手・福島の
地域の地理的、歴史的状況を理解するこもできるが、観迹聞老志・名跡志も知ることも重要である。
宮城県・岩手県地図